2011年12月 のアーカイブ

Buckethead: Best Album and Track in 2011

2011年も残すところあとわずかとなりました こんばんは、ホラーMです
それにともない、Bucketheadの2011年ベストワークについて勝手に考えていこうと思います。2010年に長期休養したBucketですが、今年はツアー三昧。4日連続、中1日、そして又4日連続という残虐ぶりを見せつけてくれました。発売されたソロアルバムは4枚(正確には5枚)。では早速、ベストアルバムを選出してゆこうと思います。

  1. Look Up There
  2. Empty Space

本当は1枚だけにしようと思ったのですが、もう1枚足しました。「Look up there」は2曲しか収録されていませんが、間違いなく今年のベストアルバムだったと思います。選出しなかったアルバムにも良い曲は収録されていますがやや散漫な印象です。Bucket特有のワケ判らん拷問のようなアルバムもありましたが、手をつけるだけ野暮というもの。では次に、ベストトラックを選出します。

  1. The Rising Sun (Dedicated to Japan)
  2. LeBrontron (It’s Alive)
  3. Look up There (Look Up There)
  4. Perched (Empty Space)

1位は発売当時から決まってたんじゃないかという話もありますが、たぶんその通りだと思います。Bucketが急遽、何の前振りもコメントもなく3月18日にiTunesで発売を開始した曲。3月18日ないし19日、皆さまは何処で、誰と、何をされていましたでしょうか。本当に今年は天と地がひっくり返るような出来事でしたね。数々のお見舞いとメッセージが届けられる中、私はBucketの静かなアプローチを忘れることができません。2位の曲は同じバスケもの「Crack The Sky」と迷ったのですが、どんだけLeBron好きなんだってことでこちらにしました。この曲は先のごたごたで全然盛り上がれなかったという苦い思い出があるので、ある意味1位と対をなしてるかもしれません。

最後に、今年のBucketの何が凄かったって、アルバムをばんばん放出したにも関わらず、ツアーで1曲も新曲を演奏しなかったということです。彼の辞書には「プロモーション」という言葉は載っていないのか。そんな調子で来年も我が道を行って頂きたい。一説には2012年で世界が終わるらしいですからね。回線が切断されない限り、来年もここで色々遊んでいようと思っています :)

Bridge Over Troubled Water

2011年も終わりという時に突如はじまったS&Gを頑張るエントリー。
邦題「明日に架ける橋」、3月以降この曲がやたらリクエストされたというニュースを見ましたが、誰もが心の支えを欲っしたあの時期、それはすごく自然のことだったように思います。先日youtubeで近年リリースされた同名アルバムにボートラとして収録されていたテイク6を耳にしました。

Simon & Garfunkel – Bridge Over Troubled Water (Take 6)
http://youtu.be/Dor6JeD1hdE

Sail on silver girl
Sail on high
Your time has come to shine
Put your faith on me
And let it shine
I’ll see the sun
Upon your bedroom light

Like a bridge over troubled water
Let it be your guide

2番も所々違いますが、3番の歌詞が全然違います。読んだ感じ、臨終間際か病で床にふす老婆に対して歌っているように思えます。で、最初に戻ってもう一回読み返すと、これって人が生まれて死ぬまでを歌ってるんじゃないですかね。勿論断言はしませんけど。あと「I will lay me down」とかTake6の「Let it be your guide」なんてちょっと超越しすぎで、ここで語りかけてる「I(私)」って人間ではない気がします。

「Bridge~」はTake6のようなものにしたら失敗してた可能性はあったのでしょうか。「おまえは神にでもなったつもりか!」 ? アートは最初「ポールが作った歌なんだから、ポールが歌うべき」と言ったそうですが、アートのこと全然知りませんけど、でも彼はこの歌詞でリードしたくなかったんじゃないかな。ボウイみたいに「皆を思って泣いた、神も僕らと同じ若者だと判ったから」系の歌詞とかは当時も今も許されそうですが、ポールが当時身を置いていた宗教が何なのか判りませんが、人間が神の振る舞いをしたり、人間の口が神の言葉を語ったり、または「神より偉大」みたいなことを言うのは特定の人にとっては信じられないというか、タブーなんではないかというのは数々のニュースなんかを見てると感じます。

奇しくもS&Gのラストアルバムがこれだそうですが、ふたりがすっげー喧嘩してたらしいですが、「Bridge~」はリードをとることになったアートがポールに歌詞の書き換えをかなり迫ったんじゃないですかね。真実なんて本人らにしか判らないですが、人の一生に寄りそい続ける人間ではない誰かが歌いかける、’人のが歌う’Take6より、人間が人間に歌いかけるリリースバージョンの方が現実的で、だから21世紀になっても多くの人に知られてるんだろうと思いますよ。神様を見たことのない私はそんな風に思います。

なんだかんだ書きましたが、このバージョンは3番途中までアートと一緒にハモれるのがいいですね、リードの上に下に入ってきてえーって感じで。しょっちゅう聴きたいとは思いませんが、好きな曲です。しかしこんなに書いておいて何ですが、やっぱり歌詞の解釈とかって超萎えです

Baptism of Solitude

2002年発売「Electric Tears」の6曲目。2009年ツアーでの演奏。

http://youtu.be/mFdnN9Du4k0

この日のライブ模様はYoutubeでちょこちょこ見ていましたが、「Baptism~」は見てませんでした。2009年以前もやってたのか不明ですが、しかしなんという……言葉がありません。Bucket綺麗だ、というか反則だ。……私はBucketheadにギター勝負を挑む気になれません。それは絶対負けるからとかではなく(いや、普通に負けますけど)、自分がこんな美しいギターを弾けるとは思えないからです。よく話に出てくる「Bucketheadの音は冷たい」ってやつですが、彼のギターは冷たいんじゃなくて美しいんですよ。無駄にギターを泣かせるでもなく、無駄にギターとの一体感をアピールするでもなく。そういうのが好きな人から見たら「冷たい」となるのかもしれませんが、彼は自分の感情よりも、あくまで音に対して忠実なんじゃないでしょうかね。まあマスクの中ではうざいぐらいうっとりしてるかもしれないですけど。見えないので想像するのは止めます。

来年2月には「Electric Tears」の続編らしきアルバム「Electric Sea」を発売予定のBucketですが、そういえばジャケってあのウェーブのやつでいいのでしょうか。熱心ファン達がWikipediaにあのジャケを出さないのがちょっと気にかかっています。今日ふと考えたんですが、津波された私たちがあのウェーブ写真を見て不愉快になったり悲しくなったりするかという問題なんですが、私はならないと思います。直接被災地在住ではないので中継を見るばかりでしたが、あの日あらゆるものを持っていってしまった海や波はあんな色をしていなかったと思います。おかしな話、まったく別物なのがすぐ判るから「ダサいジャケだけど(ひどい)、まあいいんじゃないの」と思うのかもしれませんね。

ホラーMは幼少の頃港町に住んでいたんですが、すっげーでかいタンカーとか、どっかの国のでっかい空母とか、陸に立って見てると「でけー」って思うんですが、それはあくまで人間の感覚で、彼女等も沖に出てしまえば笑えるくらい小さいですよね。飛行機乗ってて天気が良い日に上から見てるとつくづくそう感じます。人間の作るものなんてたかが知れてということでしょう。私は何かの思想があったり、特定団体に所属したりする人間ではありませんが、でもなんというか、人間って○○的に自意識過剰で、調子に乗りすぎている、というのがいつも頭のどこかにあるかもしれません。

Waters of March (Aguas de Março)

年末に駆け足でS&Gを頑張る企画。今日はアート・ガーファンクルです。
ギターをはじめてフィンガーピッキングをやり始めたあたりS&Gのポール・サイモンのギターに熱中していて、アートの歌というのはたいして気にしてはきませんでした。と言っても普通に耳に入ってはいますから「歌がべらぼうに上手い人だ」というのは知っておりました。で、数十年の時間差をつけて解散後の彼らを追っかけて歩いたかといえばまったくそんなことはありません。最近youtubeチャンネルにアートのプレイリストを作ったんですが、その中で異様に光っていた曲をいきいます。

http://youtu.be/3A3W5v1dNNI

気持ちいい :D アートと言ったらクラシックともポップともつかない曲を瞬きもしないで歌ってるイメージだったので本当に驚きました。ちょっと調べましたら、これは元々70年代にヒットしたボサノバ曲のようです。英語の歌詞は後付けでしょう。こちらがオリジナルの作曲者さんと女性歌手が歌った超有名バージョンらしいです。wikiにちらっと書いてあるのを読んだ時は眉唾でしたが、アートはこの曲を本当に素晴らしく歌ってますね。

彼は「天使の歌声」らしいですが、私は天使を見たことないのでよく判らんです。しかしこのトラックは…、一体どうなってるんでしょう? すごく淡々/楽々と歌ってるように聞こえるんですけど、よく考えたら歌手なんて楽々歌ってるように見える人ほど全然楽々じゃないんですよね。コアなアートファンの方々はこの選曲や歌声についてどう思ってるのかは判りませんが、私はかなり素晴らしいと思います。ん、今更アート・ガーファンクルつかまえて「歌上手いですね」なんてジョークにもなりませんね。

全然関係ないですが、先日DVDを注文しました。まだサンタさん着てないのですがもし面白かったら普通にエントリーします。面白くなかったら商品写真に激しくモザイクをかけてエントリーします。

Simon & Garfunkel – Silent Night(with no news)

Sound editorを使って7時のニュース部分を消したファンメイド音源
Great work 私はこれがベストだと思います 皆さんクリスマスをお過ごしください :)

Don’t Use Roosts If You Raise Broilers

2009年発売「Slaughterhouse on the Prairie」の5曲目

http://youtu.be/WqO0nNzwz2s

いいですね。これは人気曲だと思います。このアルバムはどうしても1曲目に収録されている「LeBron」が強烈な印象を与えるんですが、全部とは言いませんがアルバムの中には他に良い曲はありますよ。このアルバムの最大の不幸は「LeBron」があまりに素晴らしいからかもしれません。どうしてもその他の曲に話題がいきずらいというか。たしかこのブログでも「Slaughterhouse on ~」はあまりやってなかったと思います。「LeBron」がね。うん、本当にこの曲は反則だったのかもしれません。

今回エントリーした曲が全然ダメかといえばそんなことはないと思います。多少散漫ですが、これはこれでありとでも言いましょうか。出だしとかクールだと思いますよ。ただそんなもったいぶらせた始まり方した割には最後にブツっと切れて終わってしまうという(笑) Bucketの曲はそういうの多いので今更ですが、私は割と好きな曲です。しかもこの曲は単品としてはブログ初エントリー。年末ですね。

Bucketheadが来年2月にアンビ/ニューエイジ系アルバム「Electric Sea」を出すということで、ほくほくしてます。新しい曲やアルバムがリリースされるということは、そのミュージシャンが現役ということとイコールなのでいいですよね。クソなアルバムに「騙された!」と悔しがっても、すぐに次がありますから。特にBucketの場合はアルバムを1年間で何枚も出す多産系、このブログは気分次第でオールディーズとか扱っていまけど、彼等は確かにレジェンド的存在なのでしょうが、珍しい写真や関係者の証言、デモ音源、リマスターで音良くなったとか以外もう新しい何ものも出ないんですよ。その時の曲をリアルタイムで聴けるのは、当時生きてた人間の特権だと思います。

Bucketの曲は40年後に聴かれているでしょうか? たぶんないと思います。理由はメジャーレーベルでカタログ化されていないから、ただそれだけです。十分契約できるはずなのに本人がやらないし、ファンもうるさく言わない。今こうやって追っかけまわすことが出来るのは本当にラッキーというか奇跡とすら思えます。40年後、恐らくまだビートルズとかS&Gはしつこく聴かれていると思う。でもBucketは絶対に聴かれていない。だからといってBucketheadという人が取るに足らないミュージシャンだったとのかといえば、それは違うと思いますよね。

今はひどい時代かもしれません。でもBcuektを追いかけまわすことが出来るっていうのは、最高の時代かもしれませんね。 ― 最低、でも最悪ではないです。 おやすみなさい…zzz

Happy Holidays 2011

次ページへ »


 

2011年12月
« 11月   1月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

36th studio album
Balloon Cement


BUY NOW: iTunes Store

Buckethead on Tour 2012

2012.07.26
2720 Cherokee - St. Louis, MO
2012.07.28
Nelson Ledges Quarry Park - Garrettsville, OH
2012.08.10
Rialto Theatre - Tucson, AZ
2012.08.11
The Marquee - Phoenix, AZ
2012.08.17
House Of Blues - San Diego, CA
2012.08.18
House Of Blues - Anaheim, CA

(via Buckethead on Tour)
ライブチャット

フォロー

Get every new post delivered to your Inbox.

現在27人フォロワーがいます。