その昔「Bad News」という雑誌があったのですが、ご存じの方いらっしゃるでしょうか。発行期間は短かったですが、私はこれを結構真面目に購入していました。そこで紹介されていたCDを買ったと云えばFunkadelicの「America Eats It’s Young」。これは私が購入したはじめてのFunkアルバムであり、またこれでBootsyとのファーストコンタクトだったと記憶しています。確かWAVEで購入しました、本当によく覚えています。「America~」はグレイトなアルバムですよ、お薦めです。
さてBootsyとバケツ君。詳しい繋がりはよく判りませんが「If 6 Was 9」のPVは面白いですね。これはジミヘンの曲のカヴァーらしいですが、オリジナルはもの凄くヘヴィーな感じがしますが、Bootsyのは独特のまったり感が良いですね。上手いカヴァーだと思います。Bootsyの音楽は独特の浮遊感がありますし、声もいいじゃないですか。「Yeah~」と云われてみたいですね。ハッピーです。
PVはフィルム逆回しされているこれまた独特のなんとも掴みどころのない感じだと思います。バケツ君の髪の色が微妙に明るくて「おっ」と思わせるのですが、それ以上に持っているギターはレフティ用なのが「おおっ」って感じです。これはジミにちなんでそうしていると思うのですが、もの凄く面白いですね。このPVはある意味独特なんですが、Bucketに凄く合ってると思う。彼のPVは彼が好きそうなチープ感満載ですが、これはBootsyの世界観に基づいて作られているにも関わらずBucketにしっくり来てると思う。BootsyとBucketって同じくらいの身長のようですしファッションもお互い凄いですから、変にしっくり来る部分もあるのかも。おふたりとも一見色モノであることは間違いないのですが、格好いいと思いますよ。
あの時買ったFunkadelicのアルバム。まさかこうやって書く日がくるとは思っていませんでした。しかもバケツ君関係で取り上げることになるとは。私はバケツ君に限らずなんでもかんでも手放しに褒めちぎるのは趣味じゃないんですが、Bucketについては褒めざるを得ないという場面が多い気がします。勿論「何これ?」とあっさり云ってしまう場面も多いんですけどね(笑)この人は本当に面白いミュージシャンだと思います。
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